手書きの歪みを完全に排除し、ロゴマークや切り絵の型紙として通用する完全な星を描くには、星の書き方にコンパスと定規を用いるのが最も確実です。五芒星は「正五角形の対角線」を結んだ図形であるため、まずは正五角形を正確に作図します。
コンパスと定規による五芒星作図の5ステップ
- 基準円と十字線の描画:定規で水平線と垂直線を直角に交差させ、その交点Oを中心にしてコンパスで基準となる円を描きます(円と十字線の交点を上:A、右:B、下:C、左:Dとします)。
- 半径の中点を求める:線分OB(右側の水平半径)の垂直二等分線を作図し、OBの中点Mを求めます。
- 黄金比の長さをコンパスで取る:コンパスの針を中点Mに刺し、鉛筆の先を最上部の交点Aに合わせます。そのまま下へ円弧を描き、左側の水平半径ODとの交点Eを求めます。この線分AEの長さが、まさに正五角形の一辺の長さに相当します。
- 円周を5等分する:コンパスの幅を線分AEの長さに固定し、最上点Aから時計回りに円周上へ等間隔の印(頂点1〜5)を順に刻んでいきます。
- 1つ飛ばしに対角線を結ぶ:円周上にできた5つの点を定規を使って1つ飛ばしに直線で結ぶと、完璧な対称性を持つ正五角形ベースの五芒星が完成します。
製図が終わった後、中央に残る余分な補助線や交差部分を消しゴムで消すことで、輪郭線が際立つシャープな星のアウトラインが得られます。