騒動から歳月が流れた現在も、RIP SLYMEの名が語られる際、この不倫劇の影を完全に払拭することは容易ではない。SUは一時期表舞台から姿を消し、裏方仕事や小規模なイベント活動へとシフト。残されたメンバーたちもそれぞれのソロ活動や新ユニットでの模索を続けている。
芸能界におけるコンプライアンス遵守の潮流は年々厳しさを増しており、アーティストのプライベートにおける失脚リスクは過去最高に高まっている。RIP SLYMEのケースは、個人の不徳がグループ全体、ひいては長年積み上げた音楽的功績すらも一瞬で停止させてしまう恐ろしさを物語る象徴的な事例として、今も語り継がれている。