結論から言えば、現在のトヨタ自動車は毎年数千億円規模の法人税を納める「日本屈指の巨額納税企業」である。税金を払っていないという噂は、過去の限られた期間の出来事が一人歩きした結果に過ぎない。
かつて同社が単体での法人税納付額ゼロとなったのは、2008年のリーマン・ショック直後から約5年間に限られる。当時、世界的金融危機によって歴史的な大赤字を計上したトヨタは、日本の税法に基づき正当に繰越欠損金制度を適用した。利益が出ていない年度に課税されないのは、どの企業であれ税法の基本原則である。
黒字転換を果たして以降、同社は巨額の税金を納め続けている。2026年現在の税務実績を見ても、日本の財政を支える主要な担い手であることに疑いはない。