ラガー(Lager)の語源は、ドイツ語の「ラガーリン(Lagern=貯蔵する)」に由来する。その名の通り、低温でじっくりと時間をかけて熟成させるのが最大の特長だ。
通常、ビール醸造には大きく分けて「上面発酵(エール)」と「下面発酵(ラガー)」の2種が存在する。エールが15〜25度という比較的高温で短期間に発酵し、華やかな香りを生み出すのに対し、ラガーは5〜10度という冷涼な環境下で「下面発酵酵母」を働かせる。発酵が終わると酵母はタンクの底へと沈殿し、雑味のないクリアな液体が残る。この低温貯蔵のプロセスが、あの透き通った黄金色とシャープな後味を生み出しているのだ。