2019年7月7日、多くの常連客に惜しまれながら営業を終えた「ON THE CORNER No.8 BEAR POND」。当時、SNS上では「あれほど連日満席だったのになぜ?」「突然の閉店は赤字だったのか」といった憶測や困惑の声が溢れかえりました。
しかし、報道関係者への取材や運営元の公式アナウンスを検証すると、ON THE CORNER渋谷 閉店理由の根底にあったのは、店舗の収支問題などではなく、渋谷エリアで急速に進んでいた大規模都市再開発と入居ビルの解体計画でした。同店が入居していた「美竹野村ビル」は築年数の経過による耐震基準の課題や、宮下公園周辺の土地区画整理事業と連動した解体・建て替え計画が決定しており、定期建物賃貸借契約の満了に伴う立ち退きを余儀なくされたのが決定的な事実です。
当時、店頭に掲示されたメッセージや公式Instagramでは、ファンに対する深い感謝とともに、「また別の場所で会いましょう」という再出発を示唆する言葉が綴られていました。つまり、突発的な破綻ではなく、不可抗力である都市の構造的再編に伴う一時的な幕引きであったことが客観的なデータからも証明されています。