1980年代後半から1990年代にかけて巻き起こった空前のスキーブームにおいて、アルペンのテレビCMはトレンドの発信源でした。週末になると若者たちがマイカーにキャリアを積み、雪山を目指したあの時代。テレビから流れる軽快な音楽と鮮烈なスキーギアの映像は、冬のレジャーへの憧れを強烈に掻き立てました。
当時のアルペン冬CMの歴代まとめを振り返ると、単にスキー板やウェアの機能性を訴求するだけでなく、「ゲレンデで生まれる出会いと恋」を前面に押し出したストーリー展開が特徴的です。スピード感あふれる滑走シーンと甘酸っぱい恋愛劇の融合は、視聴者の心を掴んで離しませんでした。
「このCMを見ると無性に雪山へ行きたくなる」――そんな衝動を日本中に巻き起こしたアルペンのスキーCMは、懐かしい思い出とともに今も多くの人々の記憶に刻まれています。