創価学会を語る上で避けて通れないのが、政党「公明党」との関係性だ。巨大な宗教法人としての組織力を背景に、国政選挙や地方選挙のたびに強力な集票活動が展開されることは周知の事実である。
選挙シーズンになると、一部の芸能人が特定の候補者の応援演説に駆けつけたり、SNSで投票を呼びかけたりする光景が見られる。こうした行動は、当然ながらアンチ層からの反発やスポンサー企業の警戒感を招くリスクを孕む。そのため、かつてに比べて近年は、テレビやCMを主戦場とするタレントほど、政治的・宗教的な色合いを前面に出すことを避ける傾向が強まっている。表現者としてのキャリアと、個人の信仰に基づく政治支援との間で、多くのタレントが微妙な距離感を保とうと苦心している。