C-C-Bを語る上で欠かせないのが、ベースでありリーダーの渡辺英樹さんとの関係だ。メインボーカルを笠さんと分かち合い、バンドのサウンド的骨組みを支えた渡辺さんは、笠さんにとって盟友であり、最も信頼を寄せる兄貴分でもあった。
1989年のバンド解散後も二人の絆が潰えることはなく、節目ごとに行われた再結成ライブでは、阿吽の呼吸でかつてのヒットナンバーを奏でてみせた。2015年に渡辺さんが急逝した際、笠さんは深い悲しみに包まれながらも「英樹の分まで歌い続ける」と誓っていた。天国で再び二人が再会し、セッションを繰り広げていることを願わずにはいられない。