藤田美術館では、所蔵する膨大なコレクションを年間を通じて多彩な切り口で紹介する企画展が順次開催されています。春・夏・秋・冬と季節の移ろいに合わせて展示替えが行われ、茶道具、水墨画、仏教美術、絵巻物、漆工芸など、東洋美術の粋を集めた名品が惜しみなく公開されます。
見どころは国宝の茶碗だけにとどまりません。『玄奘三蔵絵』をはじめとする絵巻物や、平安時代の優美な仏像彫刻、名だたる茶人たちが所持した歴史的な茶器など、一級の文化財が並びます。展示室内部には仕切り壁が少なく、広々としたワンルーム構成になっているため、自分のペースで作品を行き来しながら鑑賞できるのも魅力です。
鑑賞の際は、ぜひご自身のスマートフォンとイヤホンを持参してください。無料の館内Wi-Fiに接続して作品ごとの解説ページを開けば、高精細な画像とともに作品の背景や歴史的エピソードを深く掘り下げて楽しむことができます。