半導体微細化の最前線で不可欠な存在となっているのが、同社のEUV露光用マスクブランクス事業だ。次世代半導体の製造プロセスにおいて、極端紫外線(EUV)を用いる露光技術は基幹をなす。熱膨張率が極限までゼロに近い特殊ガラス基板を供給できるメーカーは世界でも限られており、先端半導体サプライチェーンにおけるキープレイヤーとして機能している。
一方、モバイル機器向けカバーガラスのブランドとして世界中で定着しているのがDragontrailだ。優れた耐衝撃性と耐傷性を誇り、世界中のスマートフォンやタブレット端末、車載ディスプレイに幅広く採用されてきた。こうした高機能電子材料の開発・製造には、電子部材に特化したグループ内の子会社や精鋭技術チームが深く関わっており、技術的優位性を揺るぎないものにしている。