プロ野球界を引退後、彼が次に向かった情熱の対象は、なんとモータースポーツであった。幼少期からの憧れだったモータースポーツへの情熱を爆発させ、アマチュアレースから本格的なサーキット走行まで精力的に挑戦を続けている。
時速200キロを超える極限の世界。野球のバッターボックスとサーキットのステアリング。一見、異なる二つの世界だが、山崎の中では通じるものがあるという。「一瞬の判断ミスが命取りになる張り詰めた緊張感。あの緊張感こそが、生きている実感をくれる」と彼は笑う。
自らの愛車でサーキットを全力疾走する姿は、かつて白球をスタンドへ放り込んでいた豪快な姿そのものだ。年齢を理由に挑戦を諦めない男の姿勢は、多くの同世代のファンに大きな勇気を与えている。