龍馬の強さを語る上で、師であり盟友でもあった幕臣・勝海舟の言葉ほど雄弁なものはありません。勝は維新後、龍馬について次のように振り返っています。
「坂本龍馬、あいつは大きな奴だったよ。おれを殺しに来た奴が、話を聞いてその場で弟子になった。度胸も太っ腹も、あんな男は滅多にいるもんじゃない」
ネット上の歴史コミュニティやSNSの議論でも、龍馬の実力に対する見方は成熟しています。「剣豪としての強さばかりが注目されがちだが、本質はそこではない」「敵対する薩長を結びつけた胆力こそが最強」「刀の時代が終わることを見抜いていた先見性そのものが強さ」といった声が主流を占めています。
個人の武勇にとどまらず、巨大な権力や常識に屈しない「構想力」「交渉力」「行動力」。これらすべてを高次元で併せ持っていたことこそが、幕末の志士たちが龍馬を一目置いた決定的な理由でした。