日本語の自動詞と他動詞の多くは、「閉まる・閉める」「集まる・集める」のようにペア(対照動詞)になっています。学校教育ではこれらを暗記することが推奨されますが、実戦で役立つのは「が」と「を」の助詞に着目する視点です。
「〜が」の後に続くのは基本的に自動詞であり、対象の状態変化にフォーカスします。「〜を」の後に続くのは他動詞であり、そこには必ずエネルギーの移動(誰かが何かを変化させる)が存在します。文章を書く際は、自分が「状態」を描写したいのか、それとも「行為」を強調したいのかを一度立ち止まって考える癖をつけるだけで、説得力は劇的に向上します。