歴史的な大差となった試合のスコア詳細を振り返ると、試合開始直後から一方的な展開が続いていたことが浮き彫りになります。典型的な大差試合におけるイニングごとの経緯は次の通りです。
初回、先頭打者への四球から始まった攻撃は、長打と相手野手の送球ミスが絡んでいきなり打者二巡以上の猛攻へと発展。1回表(または裏)だけで10点以上がスコアボードに刻まれます。守備側のチームはタイムを取って間を置くものの、流れを断ち切ることができません。
2回以降も攻撃側の打線は緩むことなく、毎イニング大量得点を積み重ねていきます。地方大会では「5回以降10点差以上」「7回以降7点差以上」でコールドゲームが成立する規定が定められているため、試合は5回表裏を終了した時点で打ち切りとなりました。結果として、安打数・四死球数・失策数のすべてにおいて歴史的な開きが生じ、5回終了時点で「33対0」というスコアが確定しました。