青バイとは、主に各都道府県警察の生活安全部や地域部、あるいは警察署に配備されている青色の警察用自動二輪車の通称です。その発祥として名高いのが、大阪府警の「スカイブルー隊」です。1997年、当時大阪府内で多発していた「ひったくり」や路上強盗などの街頭犯罪を撲滅すべく、全国に先駆けて結成されました。
白バイとの最も決定的な違いは、部隊が掲げる「主目的」と「所属組織」にあります。
- 白バイ(交通部所属):交通機動隊や高速道路交通警察隊に属し、幹線道路や高速道路における交通違反の取り締まりや交通事故防止を主たる任務とします。
- 青バイ(生活安全部・地域部所属):防犯パトロールや街頭犯罪の抑止、ひったくり犯の追跡・検挙を最優先の任務として日常の警ら活動を展開しています。
車体カラーが青く塗られている理由は、一目で警察車両とわかる存在感を示して犯罪を未然に防ぐ「見せる警戒」と、地域住民に親しみやすさと安心感を与える狙いがあるためです。大阪府警の成功を契機に、現在では京都府警や兵庫県警、青森県警など全国複数の警察本部でも独自の青バイ隊が編成され、地域防犯の要として機能しています。