和歌山毒物カレー事件は、過去の凄惨な出来事として処理されるには、あまりにも多くの謎と未解決の課題を残している。大阪拘置所の冷たい壁の向こうで無罪を主張し続ける死刑囚と、それを支える弁護団。そして、科学の新たな知見を手に再審の扉を叩く動きは、今まさに緊迫した局面にある。
裁判所が過去の判断に囚われず、真実に目を向けることができるのか。あるいは、一度決定された司法の結論が揺らぐことはないのか。私たちは今、冤罪の有無という一事を超えて、この国の司法制度そのものの信頼性が試される瞬間を目撃している。 (出典: 林 真須美 現在(Yahoo!ニュース))
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