激しい都市開発の裏側で、昔ながらの商店街や路地裏に残るノスタルジックな喫茶店も根強い人気を誇る。重厚な木製カウンター、ほのかに漂う珈琲の香ばしい香り。昭和の時代から愛される洋食屋のナポリタンやオムライスは、どこか懐かしく、そしてブレない美味さがある。
一方で、古い民家や蔵をリノベーションした開放的なサステナブルカフェも急速に増えている。手作りの焼き菓子や浅煎りスペシャルティコーヒーを楽しみつつ、ゆったりとした時間を過ごす。新旧の店舗が共存し、気分に合わせて自由に選べる奥行きの広さも、北上という街が持つ懐の深さだ。