教室を見渡すと、日本語、英語、中国語、スペイン語が飛び交う。政府が推進する「クールジャパン2.0」の注力分野として位置づけられたことで、海外からの留学生に対するビザ発給要件の緩和が追い風となった。
フランスから来日した20代の受講生は、「自国でもコスプレは人気だが、日本の体系的な専門教育はレベルが違う。卒業後は欧州のゲームメーカーで公式コスプレイヤー兼衣装デザイナーとして働く契約が決まっている」と笑顔を見せる。日本のポップカルチャーが、単なるコンテンツ消費にとどまらず、「技術と人材の育成拠点」として世界を牽引し始めている。