かつて購入を躊躇させる最大の障壁だったのが、「騒音と重さ」だった。階下への振動漏れを懸念するアパート・マンション住民にとって、従来の大型マシンは導入のハードルが高すぎたのだ。
しかし、近年のモーター技術の進化は目覚ましい。ダイレクトドライブ方式のブラシレスモーターと、防振ゴムのマルチレイヤー構造が標準化したことで、作動音は40デシベル以下(図書館の静けさレベル)にまで抑えられている。深夜のマンションのリビング稼働でも、隣の部屋に振動が響くリスクは極限までカットされた。
また、重量もかつての15kg以上から、女性でも片手で持ち運べる5〜7kg前後へと軽量化。使わない時はソファーの下や家具の隙間にすっきりと収納できるB4サイズ相当のモデルが売れ筋となっており、「部屋のオブジェ化」を防ぐ大きな要因となっている。