放送当時のSNSやコミュニティサイトでは、ウールが登場するたびに「女の子かと思ったら少年だった」「二次元から抜け出してきたような顔立ち」といったビジュアルへの驚愕がトレンドを埋め尽くしました。しかし、物語が進むにつれて視聴者の評価軸は容姿からその「凄みのある芝居」へとシフトしていきました。
特に特撮ファンの間で現在も名シーンとして挙げられるのが、第47話から第48話にかけての展開です。信じていたものに裏切られ、絶望と恐怖に歪む表情、そして最期を迎える瞬間の儚い演技に対して、ネット上では「ウールの退場シーンで涙が止まらなかった」「10代半ばでこの哀愁を出せるのは驚異的」といった絶賛の投稿が相次ぎました。
単なる「顔立ちの整った敵役」で終わることなく、キャラクターが抱える孤独やアイデンティティの崩壊を生々しく表現したことで、視聴者の胸に消えない爪痕を残したのです。この現場で得た熱烈な支持が、その後の映画『約束のネバーランド』ノーマン役への抜擢時における高い期待値と信頼へと直結しました。