市川紗椰が世間の耳目を集める大きな要因の一つが、身長168cmという恵まれた体躯から繰り出される抜群のプロポーションです。10代の頃にスカウトされ、女性ファッション誌『ViVi』や『25ans』の専属モデルとして活動を始めた彼女は、当初から同世代の女性ファンを中心に「憧れの美脚アイコン」として高い支持を得ていました。
モデル界でトップランナーとして走り続ける中、転機となったのが2015年に集英社から刊行された写真集『夜が明けたら』です。それまでのハイファッションの枠組みを超え、水着やランジェリー姿を解禁したこの作品は、発売と同時に即重版を記録する社会現象となりました。
当時のインタビューにおいて本人は、「グラビアという表現形式に対して特別な気負いはなく、純粋にカルチャーとして面白いと感じたから引き受けた」という趣旨の発言を残しています。露出度を売りにする短絡的なアプローチではなく、陰影を生かした写真美と引き締まったしなやかな筋肉美が融合したことで、男性読者のみならず女性層からも「ヘルシーで上品な色気」として高く評価されました。