ユーザーの心を掴んで離さなかった最大の要因は、コレクション意欲を極限まで刺激する武将イラストと、奥深いデッキ編成システムにあった。歴史上の英雄たちが魅力的なビジュアルで描かれ、誰もが目当ての武将を手に入れるために熱中した。
最高レアリティを誇る織田信長や豊臣秀吉、そして徳川家康といった三英傑のカードは、所有しているだけで他プレイヤーから一目置かれる絶対的なステータスシンボルだった。後のカードバトルゲームの基礎となる属性相性や合成機能が組み込まれており、限られた戦力でいかに最強の部隊を組むかという試行錯誤がゲームプレイの醍醐味だったのだ。限定イベントでしか手に入らないレアカードのドロップ率は極めて低く、ユーザー間でのトレード交渉は時に現実の経済活動さながらの熱量を生み出していた。