有村藍里が芸能界の門を叩いたのは、地元・関西でのモデル活動がきっかけでした。16歳で芸能活動をスタートし、当時は「新井ゆうこ」という芸名で撮影会モデルやグラビアアイドルとして地道な下積みを重ねていました。大阪のイベントや小規模なメディアを中心に着実にファンを増やしていた彼女ですが、芸能界という巨大な波が彼女を取り巻く環境を一変させます。
2015年、週刊誌の報道によって国民的人気女優・有村架純の実姉であることが公になりました。予期せぬ形で注目を浴びた彼女に対して、世間からは純粋な応援だけでなく、心ない容姿比較やバッシングが容赦なく浴びせられます。「妹の名前を利用している」という理不尽な批判が飛び交う中、彼女が下した決断は、逃げることではなく真正面から受け止めることでした。
2017年春、彼女は芸名を本名である「有村藍里」へと改名。報道各社のインタビュー取材において「妹に頼らず、自分自身の足で芸能界に立ちたい」と語り、覚悟の証としてグラビア活動を本格化させました。この改名は単なる話題作りではなく、自らのアイデンティティを取り戻すための実質的な再スタートだったといえます。