事故が発生したのは、埼玉県八潮市内の交通量の多い市道交差点付近でした。午前中の走行車両が行き交うなか、アスファルト舗装が突如として円形に崩落。走行中だったトラックがバランスを崩し、開口した巨大な穴へとそのまま滑落しました。
現場を目撃した近隣住民や後続車のドライバーの証言によると、「前触れとなる大きな地鳴りなどはなく、一瞬でアスファルトが抜け落ちた」「ブレーキを踏む間もなく車両のフロント部分から沈み込んでいった」とされ、回避が極めて困難な突発的事態であったことが窺えます。
通報を受けて駆けつけた消防の特別救助隊(ハイパーレスキュー)と警察は、直ちに現場周辺を半径数十メートルにわたって完全封鎖。崩落穴の周囲で二次崩壊の兆候が確認されたため、クレーン車や特殊救助資機材を投入し、慎重かつ迅速な救助作業が展開されました。転落した車両は大破したものの、キャビン内の空間が奇跡的に確保されていたことから、発生から約1時間半後に運転手が無事引き上げられました。