「今すぐ植え替えをしたいのに、鉢底ネットを買い忘れてしまった」という場面でも、家庭にある日用品を活用した代用裏ワザで切り抜けることが可能です。ただし、素材ごとの特性を把握しておかないと、かえって根腐れを招く恐れがあります。
代表的な代用品とそのメリット・注意点は次の通りです。
1. お茶パック・だしパック
不織布製のお茶パックは、目の細かさと適度な透水性を兼ね備えた優秀な代用品です。鉢底穴に広げて敷くだけで細かい土の流出を完全にストップできます。ただし、網目が極めて細かいため、粘土質の土や微粉が多い土を使うと時間の経過とともに目詰まりを起こし、水はけが低下しやすい点には注意が必要です。半年から1年程度で植え替える一年草や小型の多肉植物に適しています。
2. 園芸用・キッチンの不織布シート
排水口用水切りネット(不織布タイプ)や園芸用の防寒・遮光不織布も代用可能です。適度な大きさに切って敷くことで土留めとして機能します。伸縮性があるストッキングタイプの水切りネットを使用する場合は、網目が伸びて隙間ができないよう、二重に折りたたんでセットするのがコツです。
3. 網戸の張り替え用ネット・排水口メッシュ(プラスチック製)
DIYで余った網戸のネットやプラスチック製の浅型水切りゴミ受けネットは、鉢底ネットとほぼ同等の通気性と耐久性を発揮します。水はけを損なうことなく害虫の侵入をしっかり防げるため、長期育成を前提とする観葉植物や花木にも安心して流用できます。