櫻井海音は当初、ロックバンド「インナージャーニー」のドラマーとして、またモデルや個人活動を行う際に「Kaito」というアルファベット名義を使用していました。しかし2026年5月、20歳を迎えた節目に本名である「櫻井海音」への統一を発表します。
改名理由について本人は、俳優としての活動が本格化する中で「個人として逃げも隠れもせず、一人の人間として責任を持って作品に向き合いたい」という覚悟を表明しています。親の苗字である「櫻井」を冠することは、二世としての比較や偏見に自ら飛び込むリスクを伴いますが、そのリスクすら引き受けて表現者として立つ決意の表れでした。
さらに世間を驚かせたのが、2026年10月に発表されたインナージャーニーからの脱退です。結成時から屋台骨を支え、スガシカオのサポートドラマーを務めるほど業界内で高く評価されていたドラムの実力を持ちながら、なぜバンドを去ったのか。公式発表や当時のインタビューで語られた脱退理由は、俳優業の急拡大に伴うスケジュール調整の限界と、バンドメンバーへの敬意でした。
「俳優の撮影スケジュールにバンドを巻き込み、音楽活動を停滞させてしまうのはフェアではない」という真摯な苦悩の末の選択であり、音楽を軽視したのではなく、音楽と仲間を愛しているからこその誠実な幕引きであったことが窺えます。