東京大学大学院農学生命科学研究科を修了後、2006年に日本テレビへアナウンサーとして入社した桝太一さん。しかし入社当初から順風満帆だったわけではありません。理系出身ならではの論理的思考が先行し、感情表現やフリートークに苦戦。プロ野球の実況アナウンスでもミスが続き、一時は「自分はアナウンサーに向いていないのではないか」と思い悩む下積み時代を過ごしました。
そんな桝さんを公私両面で支えたのが、社内業務を通じて知り合った現在の奥様でした。現場の制作視点を持つ彼女は、落ち込む桝さんに対して単なる慰めではなく、「視聴者が求めているのは完璧なアナウンスではなく、あなたの誠実な人柄と分かりやすさ」という客観的なフィードバックを与え続けたと伝えられています。
二人は約3年間の交際期間を経て、2011年に婚姻届を提出。まさにその直後、桝さんは平日朝の新大型生番組『ZIP!』の総合司会に抜擢されます。午前2時起床という過酷な生活リズムが10年間にわたり続く中、家庭内での徹底した健康管理とスケジュール管理を一手に担ったのが妻でした。