栗は常温に放置するとデンプンが減少し、乾燥して風味が落ちやすいデリケートな果実です。用途に合わせた冷凍保存法をマスターしておくと、旬の美味しさを長期間キープできます。
生栗の冷凍保存方法と期間:
きれいに洗って水気を切った生栗を生のままジッパー付き保存袋に入れれば、約3ヶ月〜半年間の長期保存が可能です。むしろ、0度前後の低温下で数日寝かせると栗の糖度が2〜3倍に増す性質があるため、冷凍は甘みを引き出す意味でも非常に理にかなっています。
茹で栗の冷凍保存と皮むき:
あらかじめ塩茹で(水1リットルに対し塩大さじ1で約40分茹でる)した栗を冷凍する場合は、粗熱を取ってから保存袋に入れます。保存期間は約1ヶ月。食べるときは自然解凍、もしくは凍ったまま半分に包丁を入れ、スプーンで果肉をすくい出して手軽に味わえます。
冷凍栗の解凍方法と加熱手順の注意点:
調理に使う冷凍生栗は、完全に自然解凍してしまうと果肉がドリップ(水分)とともに崩れてしまいます。皮を剥いた後は「凍ったまま」炊飯器や鍋に投入して加熱調理するのが、ホクホク感を残す秘訣です。
また、栗の電子レンジ加熱と爆発防止の注意点として、鬼皮がついたままの栗を絶対にそのままレンジ加熱してはいけません。内部の蒸気が逃げ場を失い、破裂して庫内を破壊したり火傷を負ったりする危険があります。レンジを使う場合は、必ず鬼皮に包丁で深めの十字の切り込みを入れてから加熱してください。