村上信五が「ヒナ(ひな)」と呼ばれるようになった直接の理由は、1996年に事務所へ入所した直後、先輩Jr.から「目元が雛形あきこに似ている」と指摘されたことに端を発します。当時、グラビアやバラエティ番組で絶大な人気を誇っていた雛形あきこさんの特徴的なパッチリとした目元と、14歳だった村上信五の目元が驚くほど酷似していたため、先輩たちの間で「雛形に似てるやつがおる」と話題になりました。
そこから「雛形」の頭文字を取って「ヒナ」というあだ名が誕生しました。名付け親について本人が過去のテレビ番組やインタビューで明かした証言によると、関西ジャニーズJr.の黎明期を支えた当時の先輩Jr.たちがレッスン場で自然発生的に呼び始めたのが直接のきっかけです。同期やスタッフの間にも瞬く間に広まり、本名である「信五」を押しのけて公式なニックネームとして定着していきました。
本人は当初、女性タレントの名前から取られた愛称に対して少なからず照れや戸惑いがあったと述懐していますが、関西特有のいじり文化と親しみやすさの中で受け入れ、自身の強力なアイデンティティとして育てる道を選びました。