プロ入りから毎年のように50試合前後の登板を積み重ねてきた玉井ですが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。蓄積疲労による右肘の違和感やコンディション不良に悩まされ、一時はファームでの長期調整を余儀なくされた時期もありました。
当時の二軍調整について、球団関係者は「がむしゃらに投げるだけでなく、自らの身体メカニクスを徹底的に見つめ直す期間だった」と明かします。無理な力みに頼らず、下半身主導の連動性を高めるフォーム修正と入念なインナーマッスルの強化に取り組んだ結果、リリースポイントのブレが解消され、球威・キレともに一段と進化を遂げた状態での一軍復帰を果たしました。