仲間たちによって雄英高校へと連れ戻されたデクでしたが、試練は終わりませんでした。雄英の敷地内に避難していた一般市民たちは、AFOに狙われているデクの受け入れに強く反発し、「彼をここに入れるな」と激しい怒声を浴びせます。
その頑なな拒絶の空気を打ち破ったのが、麗日お茶子の魂の演説でした。お茶子は校舎の屋上に立ち、拡声器を握りしめて市民たちへ必死に訴えかけます。
「特別な力を持っていても、デクくんは私たちと同じ普通の高校生です」「ヒーローが辛い時、誰がヒーローを守るんですか」
泥と埃にまみれ、ただ人々を守るためにボロボロになった少年の真実を知った市民たちは、次第にその頑なな心を解いていきます。過去にデクが救った少年・洸太や、異形排斥から救われた女性が真っ先に駆け寄り、デクはようやく「帰るべき場所」へと迎え入れられました。