駅から徒歩15分ほどの場所に広がるのが、赤れんが倉庫群で知られる舞鶴赤れんがパークだ。明治から大正にかけて建設された重要文化財の建物群は、かつて旧海軍の兵器廠倉庫として使われていた。重厚な赤レンガの壁面に囲まれた敷地内を歩くと、タイムスリップしたかのような錯覚を覚える。
この街の礎を築いた人物として忘れてはならないのが、初代舞鶴鎮守府司令長官を務めた東郷平八郎である。彼が指揮を執った軍港の面影は、今も街の随所に色濃く残る。さらに港へ足を進めると、現役の護衛艦が姿を現す海上自衛隊舞鶴地方隊の基地が広がっている。週末には一般公開が行われ、迫力ある艦艇を間近で見学できる隠れた名所として、写真愛好家やミリタリーファンを惹きつけてやまない。