伊東の花火を語る上で外せないのが、歴史ある「按針祭海上花火大会」と「伊東温泉夢花火」だ。徳川家康の外交顧問であった三浦按針(ウィリアム・アダムス)が、伊東の地で日本初の洋式帆船を建造した功績を称える按針祭は、地域を挙げた最大の伝統行事・フェスティバルである。
そのグランドフィナーレを飾る按針祭海上花火大会では、約1時間のうちに約1万発もの花火が次々と打ち上げられ、夜空を圧巻の光で埋め尽くす。一方、期間中数日間にわたって分散開催される伊東温泉夢花火は、より身近で情緒あふれる雰囲気が魅力だ。現地に来られないファンのためにYouTubeによる公式ライブ配信なども実施され、伝統の熱気がデジタル空間を通じても世界中へ発信されている。