西山茉希の名が全国的に知れ渡った最大のきっかけは、間違いなく『CanCam』での華々しい活躍です。当時の誌面は、蛯原友里や押切もえといったトップモデルたちがムーブメントを巻き起こしていた熱狂の渦中にありました。その中で西山は、可憐さとクールさを併せ持つ独特の存在感で一際強い光を放ちました。
身長168cmという恵まれた体躯。長い手足と引き締まったウエストライン。彼女のプロポーションは衣服を着こなすだけでなく、服そのものの魅力を何倍にも跳ね上げる力を持っていました。ランウェイで見せる堂々としたウォーキングやグラビアで見せるしなやかなポージングは、瞬く間に同世代の女性たちの憧れの的となりました。
しかし、彼女の真の魅力は単なる「可愛らしさ」にとどまりませんでした。モデルとしての経験を積むにつれて、彼女の表情には深みが加わり、ヘルシーな健康美の中にふとした瞬間に覗くセンシュアルな表情が、男性ファンのみならず写真家や編集者をも惹きつけるようになっていきます。