大学在学中の1992年、彼女の人生を劇的に変える出来事が訪れる。日本最高峰の美のコンテストとされる「ミス日本グランプリ」を受賞したのだ。この受賞を機に、彼女は地元関西の学生生活を送りながら、本格的にファッションモデル業界へと足を踏み入れることとなった。
キャンパスに通う女子大生でありながら、ランウェイや雑誌の紙面を彩るという多忙を極める二足の草鞋。しかし彼女は決して学業を疎かにすることなく、単位を揃えて無事に大学を卒業した。モデルとして求められる自己プロデュース力と、大学での論理的な思考力の融合。それが、単なるモデルの枠に収まらない「藤原紀香」という唯一無二のブランドを確立させる原動力となった。