自宅の縦型洗濯機ではなく縦回転のドラム式洗濯機を使用する場合、ひとつ大きな注意点がある。ドラム式は叩き洗いの水流構造を持つため、水を含んで重くなったスリーピングバッグが叩きつけられ、中綿が千切れたり偏ったりするリスクが存在するのだ。ドラム式を使う際は必ず「手洗いモード」を選び、水量を多めに設定して優しい水流で洗うよう配慮したい。
大型のモデルや家族分の寝袋をまとめて処理したい場面では、コインランドリーの活用が極めて有効だ。大型の洗濯乾燥機は容量に余裕があるため、中綿に負担をかけずに全体へ均一に水を行きわたらせることができる。ただし、乾燥機の熱風温度には十分注意しなければならない。化繊生地は高温に弱く、一般的なコインランドリーの標準乾燥(約70〜80度)に長時間かけると裏地のコーティングが溶けたり生地が収縮したりする事故につながる。コインランドリーの乾燥機を利用する際は「低温コース」を選ぶか、風乾燥のみを活用し、仕上げは自宅の日陰で自然乾燥させるのがスマートだ。