クラスターカップの歴史を語る上で避けて通れないのが、JRA(中央競馬)所属馬の圧倒的な強さだ。過去10年の結果を見ても、勝ち馬の大多数をJRA勢が占めている。中央のオープン級や重賞で揉まれてきたスピード性能は、地方のダートコースにおいて強烈な武器となる。
しかし、単なる「JRA馬を買えば当たる」という安易な予想は危険だ。地方所属馬、特に地元・岩手や南関東から参戦する馬たちが、時折絶妙なタイミングで高配当のトリガーとなる。JRA勢が前傾ラップの激しい先行争いで共倒れした瞬間、内を突いて浮上する地方のベテラン馬。この「一瞬の隙」を見抜くことこそが、高回収率への最短ルートだ。