遺族たちの闘いは、裁判や防犯活動だけにとどまらない。事件によって心に深い傷を負った遺族や生存した児童たちへの精神的ケア、いわゆる「サバイバーズ・ギルト(生き残ったことへの罪悪感)」やPTSDとの闘いも、25年間ずっと続いている。
事件当時、被害者遺族に対する世間の目は必ずしも温かいものばかりではなかった。心ない中傷や、プライバシーの侵害といった二次被害に苦しめられた遺族も少なくない。これらの経験から、事件や事故の被害者支援制度の確立を求める社会的ムーブメントも、彼らの手によって推し進められてきた。