大手出版社・講談社の制作チームが結集した撮影現場は、終始リラックスした温かい空気に包まれていたという。当時のスタッフによれば、唐橋自身が現場の空気を柔らかく包み込み、カメラマンとの対話を通じて自然な表情を引き出していったそうだ。
ロケ地として選ばれた古民家や自然豊かなロケーションでは、カメラが回っていない瞬間にふと見せた佇まいこそが美しかったと語られる。惜しくも本編には収まりきらなかった未公開カットの数々には、光の陰影に揺れる髪や息づかいまで感じられるような、極めてプライベートな美しさが宿っている。