エンターテインメント作品においても、いじめやトラウマをテーマにした名作が世界的な話題を呼んでいる。Netflixで配信され空前のヒットとなった韓国のドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』は、校内暴力の残虐性と被害者の人生に落ちる深い影をリアルに描き出し、国際的な議論を巻き起こした。
一方で、アニメーション映画『聲の形』のように、加害と被害、コミュニケーションの不全と許しをテーマにした作品も深い感銘を与えている。こうした上質なヒューマンドラマは、被害者の痛みを可視化するだけでなく、いかにして壊れた関係や自尊心を再生させていくかという複雑な問いを投げかけている。