2019年の浦和レッズへの完全移籍は、彼のキャリアにおける大きな転換点となった。期待の大きさゆえに得点という数字で結果を求められるプレッシャーは凄まじく、決定機を逃せば容赦ない批判に晒される日々が続いた。横浜F・マリノスへの期限付き移籍を含め、思うようにゴール数を伸ばせない時期が長引いたものの、杉本はその環境から逃げ出さなかった。前線からの前進的な守備、相手DFを引きつけるデコイラン、味方の生かし方。数字に現れない泥臭い作業を磨き上げたのは、この苦しい数年間だった。
【2026年最新密着】泥臭く、美しく。33歳・杉本健勇が踏み出した「ストライカーとしての最終章」
•
•
1分で読める