「空中浮遊」尊師の虚構と全貌!未公開資料が暴くカルトの裏側

「空中浮遊」尊師の虚構と全貌!未公開資料が暴くカルトの裏側

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教祖である麻原彰晃が打ち出した「空中浮遊」は、初期のオウム真理教において信者を引きつける最強のアイコンだった。ヨガの修行によって超能力を獲得したと主張し、サブカルチャー雑誌やテレビ番組を巧みに利用してそのイメージを広めていった過程は、今見ても極めて計算されたブランディングである。

だが、その裏にあったのは極めてシンプルな物理現象と心理的誘導に過ぎない。坐禅の姿勢から跳ね上がる「座禅跳躍(ダルダリー・シッディ)」と呼ばれるヨガの身体技法を、あたかも引力を克服して滞空しているかのように見せかけたのだ。教団内部では、この跳躍に成功することが修行の階級を上げる絶対的な条件とされ、若者たちの競争心を煽る道具として機能していった。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。