野村義男の名をギタリストとして不動のものにした要素の一つが、超一流アーティストたちからの絶大な信頼だ。とりわけJ-POP界の女王・浜崎あゆみのライブツアーやレコーディングにおける長年のバンドマスター・ギタリストとしての活躍は知らぬ者がいない。ドームやアリーナを埋め尽くす大観衆の前で、彼女の歌声を力強く、かつ繊細に引き立てる彼のギタープレイは、長年にわたりステージの要となってきた。
スタジオミュージシャンとしての確かな技術と、どんなステージでも一瞬で場を盛り上げるエンターテイナーとしての華。その両立こそが、彼が長年トップシーンで重宝され続ける理由だ。自身のバンド活動やセッションワークも含め、ジャンルを縦横無尽に行き来する柔軟なプレイスタイルは、若手ミュージシャンにとっても大きな道標となっている。