2026年に入り、ブランドは新たな試みを本格化させている。それが、特定の単一農協や単一牧場に焦点を当てた「マイクロロット・ミルク」の提供だ。ワインのテロワール(風土)と同じように、同じ美瑛町内であっても牧場ごとの土壌や与える牧草の違いによって牛乳の風味に微妙な差異が生まれる。
バリスタたちは毎朝、届いた牛乳のコンディションをチェックし、その日のエスプレッソ抽出パラメーターを微調整する。極上の素材を最高の状態で届けるための職人技が、日々の安定した品質を支えている。訪れるたびに異なる発見がある体験が、リピーターの足足を固く繋ぎ止めているのだ。