子宮筋腫による重い貧血の危険性|ヘモグロビン数値と手術の判断基準

子宮筋腫による重い貧血の危険性|ヘモグロビン数値と手術の判断基準

今注目を集めている 子宮筋腫による重い貧血の危険性|ヘモグロビン数値と手術の判断基準について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

子宮筋腫が引き起こす貧血の多くは、月経時の出血量が異常に増える「過多月経」が引き金となります。しかし、他人の月経量を直接目で確認する機会はないため、自身の出血量が異常であることに長年気づけない女性が少なくありません。まずは自身の状態を客観的に見つめ直すためのチェックが必要です。

以下の症状に心当たりがある場合、すでに過多月経および進行した貧血に陥っている疑いがあります。

  • 昼間でも夜用ナプキンやタンポンが2時間持たずに漏れてしまう
  • レバーのような親指大以上の血の塊が繰り返し排出される
  • 就寝中、シーツまで経血を汚してしまうことが頻繁にある
  • 健康診断で毎年「貧血傾向」と指摘されているが精密検査を受けていない
  • 平地を歩くだけで息切れがし、立ちくらみや強いめまいが頻発する

なぜ貧血になると動悸やめまいが頻発するのか。その原因は、赤血球に含まれるヘモグロビンが全身に酸素を運ぶ役割を担っている点にあります。過多月経によってヘモグロビンが枯渇すると、脳や筋肉などの主要組織が低酸素状態に陥ります。心臓はこの酸素不足を補うため、拍出量を増やして猛スピードで血液を循環させようとします。これが安静時にも生じる激しい動悸や脈の乱れの本質です。

また、子宮筋腫はその発生場所によって大きく3つ(漿膜下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫)に分類されますが、特に粘膜下筋腫は小さくても激しい出血を招きます。子宮内膜の直下に発育するため、子宮内腔の表面積が物理的に広がり、出血する血管が増加するだけでなく、子宮の正常な収縮(止血作用)を阻害してしまうからです。数ミリから1〜2センチ程度の小さな筋腫であっても、致死的な貧血を引き起こすケースがあるのはこのためです。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。