時代と共に、工芸品に求められる価値観も進化を遂げている。現在、工房が意欲的に取り組んでいるのが、環境負荷を最小限に抑えたエコフレンドリーな素材と製法の探求だ。
地域で回収されたリサイクルガラスを活用した作品作りや、熱効率を極限まで高めた次世代型窯の導入など、伝統技法と先進の環境配慮が融合している。リサイクルガラス特有の少し温かみのあるニュアンスカラーは、むしろ新品の原料では決して表現できない独特の味わいとして人気を博している。持続可能な暮らしを重視する現代のライフスタイルに、見事に合致する試みだ。