政治の場においても、税金の無駄遣い撲滅は最優先課題として掲げられている。石破茂首相は就任以来、財政健全化と行政改革を柱に据え、徹底的な予算の見直しを指示してきた。その中核をなすのが、官邸と連携した「国家予算無駄遣い是正プロジェクト」の推進である。
会計検査院トップの岡村肇検査院長が率いる組織との連携強化により、従来の縦割り監査から脱却した機動的な調査が可能になりつつある。政治のリーダーシップと専門的な監査能力が噛み合うことで、これまで手がつかなかった聖域への立ち入りが進み、具体的な是正勧告が次々と出されている。