映像作品とドリンクカルチャーは、いつの時代も深く結びついている。トム・クルーズの出世作として知られる映画『カクテル』が世界的なバーテンダーブームを巻き起こしたように、タランティーノ監督の映画『パルプ・フィクション』などでも、スタイリッシュなドリンクシーンが観客の記憶に強く刻まれてきた。
そして現在、その熱狂の主戦場はNetflixの話題作やYouTubeのバーテンディング動画へと移っている。トップバーテンダーが画面越しに披露する鮮やかなシェイクやアレンジテクニックに触発され、「自分もこだわりの一杯を作ってみたい」と挑戦する人が世界中で急増中だ。