アニメーション史を振り返ると、「下着」という記号を逆手にとった名作が数多く存在する。たとえば『チェンソーマン』のようなエッジの効いた現代作品では、生々しい人間の欲望や非日常の狂気を描くための重要なファクターとして、性的視線そのものが解体・再構築された。
また、『パンチライン』のように「パンティを見たら人類が滅亡する」という突飛な設定を構造の根幹に据えた作品すら存在する。ここでは下着という存在が単なるファンサービスではなく、物語の命運を握る最大の伏線として機能していた。時代の変化とともに、演出上の文脈は脱構築され続けているのだ。