天皇皇后両陛下の長女である愛子内親王殿下が即位される可能性はあるのでしょうか。その鍵を握るのが、政府の「皇室有識者会議の報告書」と国会での合意形成です。
政府の有識者会議が提示した報告書では、皇族数確保のための主要な方策として以下の2案が軸に据えられています。
- 女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案(女性宮家の創設含む)
- 旧11宮家(昭和22年に皇籍離脱した旧皇族)の男系男子を養子に迎え、皇族に復帰させる案
現在の政府方針は、秋篠宮さま、悠仁さまという「皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない」という前提に立っています。そのため、有識者会議の提案は公務を担う皇族数の確保を先行させ、皇位継承資格そのものの拡大(女性・女系天皇の容認)については将来的な課題として先送りする傾向が続いています。
愛子さまが即位されるためには、皇室典範第1条の「男系男子」要件を「男系女子」あるいは「直系長子優先」へ改正する法案が国会で可決される必要があります。政治的なハードルは依然として高いものの、将来的な皇室の存続を考慮した際、愛子さまの即位を可能にする法改正を求める声は与野党の一部から根強く上がっています。